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寺泊 養泉寺

養泉寺は文禄3(1594)年、信濃国(長野県)水内郡長沼村の歓喜踊躍山浄興寺の僧浄明が開いたお寺です。宗派は真宗大谷派。山号は光澤山。「つやさん」と読みます。


by yosenji
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養泉寺 夏の和カフェ レポート

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6月24日(日)。
養泉寺 夏の和カフェ を行いました。
普段からお寺は開放されてはいますが、改めて広く開放し、お茶やお菓子を食べながらゆっくりと過ごしてもらう、ということがこの行事の目的です。
そしてお寺を身近に感じてもらい、生活の中でお寺を訪ねていくきっかけにしてもらえればなお嬉しいです。

「訪ねる」ということを書きましたが、今回の夏の和カフェはこの「訪」という一文字をキーワードに据えて行いました。
親鸞聖人は、「前に生まれん者は後を導き、後に生まれん者は前を訪え」という言葉を、主著『教行信証』の最後に引用しておられます。
ここで「訪え」と言われるこの言葉は「とぶらえ」と読みます。
亡き人の人生を「訪ねて」いくということが、後に生まれた者の本当に心に留めなければならない大切なことなんだと、そういうことが伺える言葉です。

今回はプチギャラリー”TOBURAI”ということで、昔の葬儀の写真を何点か展示いたしました。
人の死を悲しみいたむことや葬儀のことを「弔い」と言いますが、その本来の意味は「訪う」ということ、亡き人の人生を訪ねていくということにあると聞いています。
昔の葬儀の写真から、今に生きる私たちが亡き人を「訪って」いるかどうかを確かめるきっかけにしていただきたかった、また自分自身もそうしたいという願いで、この様な企画を提案させていただきました。

毎年の様に、客殿公開、庭園を眺めながらのお抹茶やお茶菓子の接待も行いました。
ゆっくりと過ごす時間は、「忙しい忙しい」が口癖の現代において、どんどん貴重な時間になりつつあると感じています。
今後ともこのような時間を生み出す場としても、お寺をたくさん使っていくつもりです。
当日の様子を、ほんの一部ですが写真で振り返りたいと思います。

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本堂入り口。ホワイトボードにでっかく書いて、皆さんを迎えます。

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何々!?? どうやって入ればいんだろっかね!?

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プチギャラリー”TOBURAI”の様子。昔の葬儀の写真を中心に、寺の昔の書物、また養泉寺第15世住職(私の曽祖父の曽祖父)願成院釈静蘤の画まで展示しました。

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今回のためだけにお借りしてきた椅子。養泉寺檀徒総代の本間家所有。実はものすごいもの。明治天皇が来られた際に休憩のためにお座りになったと伝えられている。当時としては珍しい造りとなっている。
明治11年9月15日 午後2時10分、本間家に到着後御小休。総人足1184人、費用250円程。

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客殿にて談笑。歴史の話に花が咲いている様子。

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来る人来る人に「こんにちは~!」と挨拶してくれた娘と向拝。

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お抹茶とお茶菓子の接待の様子。

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昔の葬儀の写真を興味深そうに見つめる皆さん。中には確かめたいことがあるからと、解説文をメモしていかれる方も。

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素敵なお着物で来られた方も。

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椅子について解説する住職。

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夏の和カフェももうすぐ閉店。リラックスした雰囲気の中、ちょっとずつ片付けを始めようか。

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プチギャラリー”TOBURAI”のしおり。あなたはどうお感じになるでしょうか?

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by yosenji | 2018-06-26 07:01 | 養泉寺の行事レポート | Comments(0)