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寺泊 養泉寺

養泉寺は文禄3(1594)年、信濃国(長野県)水内郡長沼村の歓喜踊躍山浄興寺の僧浄明が開いたお寺です。宗派は真宗大谷派。山号は光澤山。「つやさん」と読みます。


by yosenji
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今聞く

5月27日(日)。
関原の願興寺さまのお取り越し報恩講に助音としてお参りさせていただきました。
助音とは”じょいん”と読み、法要の時に声を出してお勤めすることを主な役割としながら法要を成り立たせていく役割で、第11組では若手が中心となって、色々なお寺の報恩講にこの「助音」として加勢していこうという活動を行っているのです。
この春、自分としては長福寺さまに続いて2ヵ寺目の助音加勢となり、個人的な研鑽にもなっているので有り難い限りです。

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願興寺さまはとても大きなお寺です。
報恩講もかなり大勢の方の支え、ご協力があり成り立っているだろうことが、手に取るように分かります。
もちろん寺の大小に関わらず、どこだってそうなんだけれど、これだけの準備をして報恩講を迎えるということ、ただただ頭が下がります。

11時からの法要では、文類偈をお勤めしました。
自坊でもほぼ勤めたことのないものですが必死でついて行き、それ以外の知っているお勤めは、大きな声を張り上げて勤めました。
これからこの文類偈も練習していきたいなと思いました。

法中の御寺院、また毎年来ておられるであろう方々と一緒にお斎まで頂戴しました。
筍をメインに使用した、まるでどこかの高級旅館のお料理の様な、とても美味しいお斎でした。
聞くと、この筍は願興寺さまが自分たちで遠くのあるお寺まで採りに行ったものだそうです。

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食べ終わった後に気が付いたのですが、食前食後の言葉の書かれた紙の裏側には、この日のお料理のお品書きが!?
見えない所までとても手が込んでいるなぁ、と思いました。
ごちそうさまでした!

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法要、お斎の後は、法話を聴きました。
講師は、名古屋の祖父江佳乃師です。
節談説法で有名な女性のご住職で、滑らかな語り口の中から、浄土真宗の真髄を語り切って下さいました。

今ここで「南無阿弥陀仏」と称えているのは、数えきれないほどの先達の存在があるということ。
そうやって伝えられてきたことを「大事大事」と表現され、その「大事大事」を次の世代の方々に伝える責任が私たちにはあるということ。
そしてその「大事大事」を聞くのは明後日でも明日でもなく、今であること。
今聞く、ということの大切さを語って下さったことが、私の印象には残りました。

「そのうち…」「また今度…」とよく言うけれど、後生の一大事は「今」明らかにしなければならない。
一期一会の報恩講にお参りしたからこそ聞けたお話です。

2歳ぐらいの小さな女の子が法話中、本堂でにこにこと笑っていた姿が印象的な一日でした。

by yosenji | 2018-05-31 14:01 | 養泉寺の周りにも目を向ける | Comments(0)