養泉寺コンサート 2017 レポート
2017年 11月 24日
2017年11月18日(土)。
養泉寺コンサート 2017 が行われました。
今年は、「AMI ☆ TAME with 倉井夏樹」ということで、ハーモニカ奏者の倉井夏樹(私の弟)はもちろん、ゲストとして関東を中心に活動されているアコースティックデュオ、AMITAMEさんをお迎えし、たっぷりと音楽の世界に酔いしれさせていただきました。
今年は、例年夜に行っていたこのコンサートの開始時間を午後3時にし、暗くなる前に帰ることが出来るように試みました。
これで来れるようになった方もいれば、逆に来れなくなったという方もおられたと聞きます。
約30年間に亘って行っているこのコンサートですが、現在進行形でまだまだ試行錯誤中です。
それでも続けられるのは、出演者のお陰であることはもちろんですが、準備や片付けをして下さるスタッフ、そして、足を運んで下さる皆さんのお蔭です。
当日は本当に足元の悪い一日でしたが、それにも関わらず来て下さった皆さん、本当にありがとうございました!!
14時半、開場。
徐々に本堂が人で埋まっていきます。
老若男女、県外からも。
手を擦り合わせて寒さを凌ぎながら扉を開けるお客さんたち。
座布団の山も少しずつ低くなっていきます。
開始前のBGMとストーブの「ゴ―」という小さな音が響く本堂。
皆さんおしゃべりをしながら、コンサートの開始を待っておられました。
AMITAMEさんと倉井夏樹。
AMITAMEさんは、ボーカルのAMIさんとギター&ボーカルのTAMEさんの夫婦二人組です。
とっても気さくな方々で、曲の合間のMCも面白かったです。
もちろん演奏も夫婦ならでは、息もぴったりという印象を受けました。
そこにハーモニカで色を添えていく倉井夏樹。
その音は、静かに曲を引き立てたり、ソロパートでは一気に前面に出ていったり。
メリハリのある音色を本堂中に響かせてくれていました。
それぞれの演奏や歌の「見せ場」がある度に、「夏樹~!」「AMITAME~!」という風にお互いを紹介し合います。
最初は堅かった皆さんも、徐々に肩の力が抜けて来て、体を揺らしたり手拍子をしたり。
ストーブの熱も手伝って、会場は温まっていきました。
AMIさんは時に、タンバリンやシャカシャカ鳴る楽器(マラカス??)を持って歌を盛り上げます。
TAMEさんは確かなギターテクニックで、AMIさんの歌を音で盛り立てていきます。
聞いたことのある曲も多く、イントロが始まると「うんうん」と頷くお客さんもおられました。
オリジナル曲も歌われていて、私もじっと目を閉じて、その曲に身と耳を委ねて聞いていました。
最後は、倉井夏樹の妻の智佳子を呼び入れ(しかもまだ生後2か月の次女を抱っこしたまま)、5人での演奏。
コーラスにより一層厚みが増し、響き渡る声の余韻を残したまま、本編が終了いたしました。
アンコールの拍手を受けて、最後はまた3人に戻って登場。
スティービーワンダーののりのりのあの曲を歌って会場を揺らし、こうして無事にコンサートは終演しました。
16時半。
外はもう大分暗くなってきていました。
出演者と話したり写真を撮ったりする人もいました。
和やかな雰囲気の中皆さんが帰路についた後、皆で片付け、また同時に夕飯(打ち上げ)の準備です。
出演者、スタッフ、寺の家族、総勢20名程で楽しく打ち上げを行いました。
出演者のAMITAMEさんと倉井夏樹にはサインもいただきました。
今の本堂が建つ前に旧本堂でレコーディングした自主制作CDの話題になると、急遽そのCDをBGMに。
昔話が最高の肴になったのか、皆さんいいお顔でお酒も進んでいました。
子どもたちは子どもたちで走り回ったりおもちゃを使って遊んだり。
20時頃には大体終わり、皆さん帰路についていかれました。
来年の養泉寺コンサートはどんなものになるだろう?
ちょっと想像しながら、いよいよ師走に向かって行く今年です。
by yosenji
| 2017-11-24 13:00
| 養泉寺の雰囲気を知る