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寺泊 養泉寺

養泉寺は文禄3(1594)年、信濃国(長野県)水内郡長沼村の歓喜踊躍山浄興寺の僧浄明が開いたお寺です。宗派は真宗大谷派。山号は光澤山。「つやさん」と読みます。


by yosenji
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盆参、新盆会(平成26年) レポート

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今年も、8月1日、7日の2日間、養泉寺の盆参会が勤まりました。
ここ2年に比べると、新盆にあたる方は少なく、また庫裏の工事中で盆参のお参りに来られる方もどうなるかなぁ、と思っていましたが、両日共に、例年以上の大勢の方のお参りがありました。
また今年は、小さなお子さんから中高生といった若い方も新盆の方の中に多く、幅広い世代が本堂に集っている感じを、例年以上に受けました!!

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法話風景(写真は全て1日)。
法話は、住職、当院、老僧の順番で、1人20分ずつ、合計1時間です。

住職は、「門徒もの知らず」(1日)、「親の心、子の心」(7日)。
当院は、「本当の相(すがた)とは何か」(両日)。
老僧は、「盂蘭盆経とお盆の由来](両日)。

といった内容でお話しました。

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お斎は今年に限り、工事中で台所がないため、お弁当になりました(写真は7日)。
お弁当とは言え、手が込んでいて、とても美味しかったです。

お参りに来たあるおばあちゃんは、「来年当番らろもこのままお弁当にしよいねぇ~」と言ってました。
「庫裏工事で立派な台所が出来るてがに、そういうわけにいかねこって~」と返すと、「それもそうらねぇ~」と言ってましたが、難しい課題ですね。

「もう年も年でお手伝いできねてば~」「おらたちだめなら来れるもんいねいね~」と言うその言葉は、あながち冗談ではないでしょう。
時代の変化に継承問題が重なります。
でも、やっぱりまたあの手作りのお斎が食べたいなぁ…。
これは私の正直な気持ちです。

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お斎の内容(1日)。
7日は微妙に内容も変わっていたと思います。
とてもおいしいお斎、ありがとうございました!!


さて、盆参会が過ぎ、いよいよお墓参り、そして本格的なお盆がやってきます。

私(当院)が、7日の法話で少し話したんですが、「立派なお墓」ってどんなお墓でしょうね??
数日前、ゴールデンタイムの番組で、「お墓・葬式 100の疑問」という番組がありました。
その中で、芸能人夫婦が墓地を購入するという企画があり、東京中を奔走していました。

それを見ていて思ったことは、「何を基準に探しているんだろう?」ということです。
その方々にとって、立派なお墓とは立派な自分なのではないだろうか。
「遺された家族がお参りに来やすいように…あまり負担にならないように…」と言いながら、そういうお墓や墓地を遺した自分が偉いのであり、立派だと主張したいように、私には見えました。
「立地の良さ」は「場所のブランド」であり、「負担にならない」とは「行かなくても大丈夫」であり、そこに、石が何とか値段がどうとか。

私は、手を合わす、そこに立派なお墓があると思います。

ただ、そう言いながらも、普段全く倉井家のお墓のこと等気にも留めていません。
墓経を頼まれたら、「はいはーい!」とその家のお墓には行くけれど、その間に何回倉井家のお墓を横切っただろうか。
そんな事が思い出され、自分でも恥ずかしくなりました。

今年の盆参・新盆会は、お参りの方のための行事ではなく、自分自身へ向かう行事であったように思います。
でも、それが本来の行事の意味なのだと思います。
そういった意味で、本来性を忘れていた私を、また思い出させてもらえた、そんな盆参・新盆会だったように思います。

暑さが続きます。
どうぞ熱中症にならないよう、夏バテしないよう、お互いこの夏を乗り切りましょう!!
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by yosenji | 2014-08-10 00:00 | 養泉寺の行事レポート | Comments(0)